仕事の充実感

今日は個人的に仕事の充実感を特に実感するときについてお話しようと思います。
毎日の業務は依頼者のためにあるものです。
依頼者に喜んでいただけたときに充実感があります。
その中でも、事件が終わるとき、特に依頼者が満足して終了したときが一番充実感がある瞬間です。
日々の業務はとても大変ですが、最後に依頼者が満足して喜んでいただけたときにすべてが報われます。
弁護士になって良かったと思う一番の瞬間です。
その瞬間を思い出すたびに、「今日も頑張ろう」と思います。
依頼者の満足できるリーガルサービスを提供できるように明日も頑張ろうと思います。

交通事故案件で示談する際の注意点

今日は交通事故案件で示談する際の注意点についてお話ししようと思います。
交通事故に遭うと、最終的には加害者側の保険会社と示談することが多いと思います。
示談の段階になると、保険会社から示談金の提示がされます。
治療費や交通費のほか、慰謝料や休業損害という項目がある場合があります。
一般の方は適正な賠償額がどのくらいかご存じない方がほとんどです。
そのため、保険会社が支払ってくれることに関してそのまま同意して示談してしまうことが多いです。
しかし、保険会社は営利企業であり、被害者の賠償額を低額に抑えれば、自らの利益につながることから示談金をできる限り低く抑えようとすることに注意が必要です。
たとえば、保険会社が賠償金を支払った場合には、加害者の加入する自賠責保険会社に対して治療費等を請求して回収します。
そうすると、治療費等を保険会社は実際には負担していないという構図になります。
したがって、示談する段階では、自賠責基準よりも増額している部分が実際の保険会社が負担する部分となっています。
そこで、自賠責基準ではなく裁判所基準(弁護士基準)といくら差があるのかを把握して、納得して示談することが重要だといえます。
弁護士法人心では無料で示談金チェックサービスを行っております。
示談前にご自身の適正な賠償額をご存じになりたい方は是非お気軽にご連絡ください。

保険会社の一括対応

今日は保険会社の一括対応についてお話ししようと思います。
一括対応とは、加害者の加入する任意保険会社が、被害者の治療費などを負担して対応することをいいます。
一見すると加害者の保険会社がとても優しいように思えます。
しかし、本当に被害者のことを考えて対応しているかというと、そうとは限りません。
治療費などは本来加害者が負担すべきものであり、加害者は自らの加入する自賠責保険会社に請求して、回収することになります。
任意保険会社も同じく、一括対応で負担した治療費等を自賠責保険会社に請求します。
そうすると、任意保険会社は、出費なく被害者に治療費を払い続けることができます。
他方で、被害者から同意書をとり、診療経過を知ることができるため、後の交渉を有利に進めることができます。
さらに、被害者に治療費を支払い続けることで、被害者に好印象を与え、このことが、事実上後の示談で有利に働くことがあります。
やはり、治療費を支払ってくれた関係から、強く示談交渉することは難しいといえます。
このように、一括対応は任意保険会社が出費なく、低額な示談獲得のため有利に働くことがあるため、注意が必要です。
示談の段階になって不安になられた方は、是非弁護士に相談することをお勧めします。
弁護士法人心では、交通事故の法律相談を無料で行っております。
お気軽にご相談ください。

紛争処理センター

今日は紛争処理センターについてお話ししようと思います。
紛争処理センターとは交通事故の被害者と加害者が弁護士を交えて話し合いをする場所です。
この紛争処理センターに申し立てることは無料で行えますので、弁護士費用もかからずに、解決することができます。
もちろん話し合いですから、話がまとまらないこともありますが、弁護士が斡旋案を出すことから、ほとんどの場合示談に至ります。
交通事故にお悩みの方で、弁護士費用が気になるため、なかなか相談することもできないという方は紛争処理センターに申し立てることも有力な手段だと思います。
他方で、私の所属している弁護士法人心では交通事故案件に関して法律相談を無料で行っております。
交通事故でお悩みの方は是非お気軽に法律相談をお申し込みください。

キャッチボール

日常の話で恐縮です。
今日はキャッチボールをしました。
昼過ぎに河川敷に散歩も兼ねてキャッチボールをするために行きました。
キャッチボールの相手は父親です。
いつも,家から河川敷までの移動中には,父と様々な話をしています。
家族の話,経済の話,政治の話などです。
私は野球が好きなので,父とは野球の話をすることが多いです。
父とキャッチボールをすることは健康・趣味のためという側面もありますが,家族の円満を保つのにもとても有効です。
人は相手に自分の考えを伝えるためにコミュニケーションをとるしかないため,コミュニケーションをとらずに相手に伝わることはありません。
そのため,積極的に父とコミュニケーションをとることが,円満な家族につながると思っています。
依頼者の方とも日々の会話の中でキャッチボールできる関係を作っていきたいと思います。

懇親会

先日,弁護士会の会派(派閥のようなものです)の一つの懇親会に出席いたしました。
弁護士会にも複数の会派があり,勉強会などが催されることもあります。
弁護士という職業は孤立しやすい職業ですから,横のつながりや縦のつながりを強くするためにもとても有益なものです。
また,選挙活動を行うなど目的も様々です。

懇親会に出席して改めて思ったことは、人とのつながりがとても大切だということです。
今後も、機会があれば出席して親睦を深めていこうと思っています。

被害者請求

今日は度々ご相談のある被害者請求についてお話ししようと思います。
被害者請求とは,交通事故の被害者が加害者の加入する自賠責保険会社に被害を受けた額(人身損害分に限る)の支払いを求めることができる制度です。

被害者請求のための必要書類である交通事故証明書がない場合に被害者請求ができるかについて,度々ご相談があります。
事故証明書がない場合でも,人身事故証明書入手不能理由書を記載し,加害者が内容に同意して署名,捺印すれば,被害者請求が認められることがあります。
また,加害者の署名,捺印がなくても,加害者が争ってない場合に,被害者請求を認める保険会社が一部あるそうです。

しかし,加害者が署名,捺印してくれるとは限らないですし,保険会社も応じてくれるか不透明な場合があります。
ですから,交通事故が発生した場合は,まず警察を呼んで,証拠保全をして,後々紛争が起こらないようにするのがとても大切です。
交通事故に遭った場合には,まず警察を呼んで事故証明書を作成もらうことをお勧めします。

自己紹介

弁護士の宮城昌弘と申します。
ブログでは,日々の弁護士業務の中で思うことや日常の出来事などを投稿していこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。

私は弁護士法人心東京駅法律事務所に勤務しています。
交通事故案件を多く扱っており,日々被害者のために活動しています。

被害を受けた方々とお話しすると,皆さん不安な気持ちの方が多いです。
そのため,いつも私が心掛けることは,安心してもらうことです。
弁護士の仕事は法的問題を解決することですが,それに尽きるものではありません。
依頼者の「心」の満足はとても重要です。
適切なアドバイスをすること,こまめに連絡すること,依頼者のお話をじっくり聴くことが安心の提供に不可欠だと思っています。

今後もより良い安心の提供のため研鑽を積んでいこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。